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続ければFX勝利の道は見える 第16話
失敗の処置に失敗する。それが一番の失敗である。〜 論語
FXに限らず、株や先物など変動リスクの高い金融商品は「失敗の連続」です。大相場師や世界の伝説のトレーダーのどの話しを読んでも、多くの失敗を重ねています。失敗を重ねながら、「運用で大切な事」に気づき飛躍の階段を昇っていきます。
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トレーダーの光明
これは、私達一般トレーダーでも全く同じです。失敗は誰でもします。大切なのは「失敗の対処」です。大きな失敗をした後の投資家の成績は大体二つに分かれます。
- なかなか浮かび上がれないタイプ
- 失敗を続けながらも資金を増やし始めるタイプ
多くの成功者が後者の道を歩みます。こうなるための運用成功者達の行動パターンのようなものがあります。
「失敗に学び教訓とする。その教訓をもとにその後の行動を変えていける者は必ず成功に近づいていける」
私達も、この行動パターンを身に付けていくことで同じような道が歩けるようになります。
「必ず」と書いてよいのかどうかは、議論の余地があるかもしれません。でも、私の中ではこういう気持ちがあります。
「このメルマガを読み続けている方には必ずといって差し支えない」
- 私自身がそういう道を歩み続けてきています。
- 「正しい投資法」を実践する読者も同じように歩き始めています。
- このメルマガを登録しているという事は、どこかで私に近いものを感じた人達の可能性が高い。
「必ず」と言い切る自信は、この現実に支えられています。
誰でもFXで成功することは出来ます。でも、やり方が正しくなければ何をやっても駄目なのは、ビジネスなどでも同じです。
絶望の淵を覗いた心境
投資で失敗し続けると「何をやっても駄目だ。俺はなんて駄目人間だ」という気持ちになります。絶望の淵まで追い詰められると何も見えないようになるものです。
20代前半の頃に私自身もそういう心境になりました。
真っ暗闇の中で光明を与えてくれたのが、林輝太郎先生の本でした。私のFX運用は、基本的に林先生の方法をFXにアレンジしたものです。それも、出来るだけ忠実にアレンジしています。
「正しいものは変える必要がないんです」
誰もが、そのやり方で成功してきているのですからそのままやればいい訳です。ただ、実戦の中でも失敗はあります。その失敗の大部分はこの3つに集約されます。
- やるべき事をやっていない。
- 禁止事項に手を出している。
- FXへのアレンジを私が間違えている。
2008年の私の大損もこの3つに該当する部分が中心です。
私が、初めて林先生の本を見つけたときの事は今でも忘れられません。
証券会社に入って「投資家の現実」を目の当たりにしました。それはそうです。証券会社の顧客で儲かっている人なんてほとんどいないのです。100人いても1人いるかどうかくらいの確率でした。
- 1年だけ儲かる人は結構いる。
- でも、5年以上で運用成績をプラスに出来る人は皆無
他の証券会社に勤めた友人に聞いてもそれが現実でした。
一生懸命勉強しても勉強しても「投資で儲かる方法」にはたどり着けませんでした。「相場師になるんだ」と東京に出てきた私にとっては、絶望を感じる日々が続いていたのです。
- 情報集めでは儲からない
- チャート分析をいくらやっても儲からない。
- 何か怪しい方法や高額な投資法はほとんどが詐欺まがいのデタラメ。
一体、この世界はなんなんだ・・とさえ思っていました。
そんな時に林先生の本に出会いました。体中に電流が走るほどの衝撃がありました。
内容は半分も理解できない。それでも夢中で読んでいました。何度も何度も読んで、林先生の本を次から次へと買って読破していったのです。
人間って心から感動すると涙が出てくるんですよね。
電車の中で夢中で読んで涙が自然に出てくる。相場の本読んで泣いているのは珍しい光景だったでしょう。
とことんやれば真理が見える
その時にはっきりとした手ごたえみたいなものがあった。
「これだ、これなんだ!」
それは、自分としてはかなり限界まで頑張ったからこそわかった手ごたえだったと思います。絶望の淵を覗いたからこそ「この本は本物だ」というのがわかったという気がします。
もしも・・・・・
私が、株を始めたばかりの大学生時代に林先生の本を読んででいたら、何も感じなかったかもしれません。すぐに他の本に移って損をし続けたのかもしれないです。
- 頑張ったからこそ見える真実
- 苦労し続けて苦しんだからこそわかる真実
- 失敗し続けそこから学び続けたからこそ気づく真実
本当に価値のある真実とは・・・・
苦労も失敗も努力もしない人には見つけられない。
・・・・ものかもしれませんね。
次回より、2008年の暴落で学んだ3つの教訓に入ります。
大分、脱線してしまいました。