FXはスワップ運用がやはり有利 第17話

FXはスワップ運用がやはり有利 第17話

円高のときにFXスワップ運用の有利さを再確認することが出来ました。

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その1:スワップ運用の有利さを再確認

この大暴落の中でスワップ投資の有効性を再認識しました。

この連載でも書いた「エンジンをかけたまま車を放置」していた状況の時に決済した売買報告書がこちらです。

ひまわり証券 口座決済時の画像

この時は、結局損は出ていません。しかし、「これから更に円高進行したらどうしよう」というプレッシャーが強すぎたためにポジションを減らしたのです。

この時の残ポジションは今も保有中です。この後に徐々にポジションを増やしながらこのメルマガで毎日公開し続けています。この時の決済でかなり減ったスワップ金利も210万円以上まで増えてきました。

「スワップ金利を貯めこんでおけばかなりの大暴落にも対応できる」

2008年に豪ドルは100円台から50円台まで下げる暴落を演じました、私は、2種類のスワップ系運用をしています。

  • ほとんど売買せず損切りもしないタイプ
  • 売買をしながら損切りもするタイプ

この時の大暴落で大損をしたのは「売買をしながら損切りするタイプ」で運用していた口座です。87円の時に損切りをしないがために大怪我をする羽目となりました。

放置系口座は、ほとんど無傷で現在に至っています。

例えばセントラル短資口座もその1つです。2006年に作った買いポジションは2008年も何もする事無く放置したままでスワップ金利を受取り続けています。

セントラル短資口座

この口座は30万円で初めてスワップ金利だけで20万円というところまで増えてきています。あと2年くらいで30万円になるでしょう。そうなると、運用資産の30万円は60万円まで増えます。

スワップ放置投資の始め時

このスワップ放置投資は、いつ始めるかがとても大事です。経験上一番良いのはこうい時期です。

「円高が進行してスワップ投資最高と誰も言わなくなった時」

調度、豪ドル50円〜60円台のときがこういう感じでした。この時におおきなポジションを作っていれば今頃はウハウハだったでしょう。私も数万豪ドルは持っています。

でも、こういう局面で大きなポジションを持っている人は皆無ですよね。

不思議なもので、誰もが理論的にはこの時期が良いとわかっていても実際にここで始められる方はいません。特に、FX投資の意欲が日本中で低下しているようなので、とてもお金をFX口座に入れる気にならないのです。

逆に最悪は「円安が進行して誰もが「スワップ投資最高」といっている時」です。この時に買いポジションを作ると高値掴みをし易くなります。実際に、豪ドル100円台で放置ポジションを作った方は、2008年の暴落時にはかなり冷や冷やしたはずです。

現実的に出来そうなのは、こういう時でしょう。

「スワップ投資もいいかもしれないけど、今はトレードで稼ぐとき」

トレードや自動売買の方が儲かりそうだと多くの人が考えているときです。FXへの投資意欲が盛り上がってきていても、スワップ金利より他の手法のほうが人気があるような時が良いと思います。

また、「日本でスワップ投資が人気がある時期には豪ドルとNZドルは上昇しているため、高値で掴み易くなる」という事もいえます。だからこそ、将来「スワップ投資が大人気」なんて状況になったら注意しましょう。

まあ、まだ大丈夫そうですけどね。

私自身は、今の段階で少しづつスワップ放置系の運用ポジションを増やし続けています。去年から公開している資産倍増計画もその運用の一環です。

資産倍増計画

2006年ごろもそうなのですが、なぜか70〜80円台で作っていることが多いんでよね。

偶然の一致 豪ドル80円台

豪ドル70〜80円台で作ればスワップ放置投資がうまくいく。

これには何の根拠もないのですが、2005年以降の運用では偶然そうなっています。今作ろうとしているのはマネックス証券大証FX口座です。

ここから円高傾向が強くなれば、更にスワップ放置系運用のポジションを増やしていくつもりでいます。この間までスワップ金利サヤ取りで為替リスクゼロで運用していた資金の一部も投入していくつもりにしています。

次回、教訓その2です。

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